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Omega Investment株式会社

カイオム・バイオサイエンス(In-Depth 2Q update)

株価(8/20)244 円PER(21/12予)– 倍
52週高値/安値328/178 円PBR(20/12実)3.46 倍
1日売買代金(22日平均)187 百万円ROE(20/12実)-45.60%
発行済株式数40.291 百万株時価総額98 億円
上場市場マザーズ自己資本比率(21/6)85.30%
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4583CB2021Q2UD0827JN

CBA1205の治験が順調に進捗
PCDCの特許情報公開で導出活動開始へ

◇2021/12期2Q決算実績:前年同期比122%増収、損失幅は縮小

同社の2021/12期2Q決算実績は、売上高 384百万円(前年同期比 211百万円増加)、営業損失 415百万円(前年同期は 735百万円の営業損失)、経常損失 409百万円(前年同期は 735百万円の経常損失)、四半期純損失 408百万円(前年同期は 736百万円の四半期純損失)となり、122%増収、各利益段階の損失幅は縮小した。

 創薬事業は、1QにLIV-2008/2008bのライセンス契約一時金を計上しており 103百万円の売上(前期は 1百万円)に。創薬支援事業の売上高は281百万円、既存顧客との安定的な取引拡大により 110百万円の増収となった。研究開発費は 459百万円。CBA-1205製剤費用が前期より減少したため、149百万円のマイナスとなっている。

 BSにおいては、2020年12月末比で現金が 385百万円減少し、資産合計は、3,328百万円(2020年12月末は 3,494百万円)となった。

◇パイプラインの進捗状況:(次頁の図を参照)

*CBA-1205;国立がん研究センターでの第一相試験前半パートは順調に進捗。開発計画を変更し、当初よりも高容量の安全性データを取得する。第一相試験後半パートは、2021年末〜2022年前半に開始予定。

*CBA-1535;治験薬製造委託CMOにおいて治験用原薬を製造中。新型コロナ感染症拡大の影響でCMC開発が当初予定から遅延したが、治験申請スケジュールに与える影響は無いとしている。当初計画していた英国での治験でなく、日本国内での治験申請への変更を検討中。

*BMAA;2021年5月にSemaThera社とのオプション契約が終了したのに伴い、自社での研究開発に注力。糖尿病黄斑浮腫以外の疾患への対応も検討する。

*PCDC;2021年7月に、世界知的所有権機関で出願特許情報が公開されたことに伴い、導出活動を進めている。標的分子はCDCP1で、固形がん(肺がん、頭頸部がん、食道がん、大腸がん、子宮頸がん等)を対象疾患とするファーストインクラスの抗体。

◇ADLib®︎システムの活用と改良:

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の助成事業に参画。ADLib®︎システムの活用と改良を行いコア技術開発に継続的に取り組むことにより、創薬支援事業に関連する技術の向上を図るとともに、自社開発の創薬パイプラインの強化にも資することが期待される。

決算期売上高
(百万円)
前期比
(%)
営業利益
(百万円)
前期比
(%)
経常利益
(百万円
前期比
(%)
2017/122593.0-887-883
2018/12212-18.1-1,539-1,533
2019/12447110.3-1,401-1,410
2020/124807.4-1,283-1,291
2021/12(会予)
2020/12 2Q17323.1-735-735
2021/12 2Q384122.1-415-409
決算期当期純利益
(百万円)
前期比
(%)
EPS
(円)
2017/12-882-33.48
2018/12-1,533-57.26
2019/12-1,403-44.61
2020/12-1,293-39.06
2021/12(会予)
2020/12 2Q-736-22.01
2021/12 2Q-408-10.16

創薬事業パイプライン

注)2021年8月13日現在。が2Q中の新たな進捗。
出所:同社資料

2Q中の新たな進捗について;

*導出品のLIV-2008/2008bは、導出先のShanghai Henlius社で開発計画を策定、進行中。

*PCDCについては、前述の通り。また、PCDCの薬効評価については下図を参照。前立腺がんの抗腫瘍効果を示したもので、抗CDCP抗体ADC投与マウスでは、腫瘍を抑制できている。 ADC用の抗体としての導出を検討中。

出所:同社資料

財務データ

          2019/122020/122021/12
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q
損益計算書
売上高64771421659182139169246139
 創薬事業0112811011030
 創薬支援事業63761421379082138168143138
売上原価27265852614659706462
売上総利益3751841133036809918277
販売費及び一般管理費464374503346456346424303337337
 研究開発費363273407256343266342206216243
営業損失-426-324-419-233-426-310-344-204-155-260
営業外収益0140203070
営業外費用64400210110
経常損失-432-327-418-233-425-311-351-205-150-259
特別利益2160  00  
特別損失          
税引前当期純損失-430-326-412-233-425-310-351-205-150-247
法人税等合計10101011111
当期純損失-431-326-413-234-425-311-352-206-161-248
貸借対照表
流動資産3,0483,2062,8072,5612,3092,8053,3163,2493,2943,088
 現金同等物及び短期性有価証券2,7762,8992,4692,1061,9672,4722,8812,6862,5802,302
固定資産219217242247247249249246244241
 有形固定資産151412111098766
 投資その他の資産204204230236237240241239237235
資産合計3,2673,4233,0492,8082,5563,0543,5663,4953,5373,329
流動負債177207154145315427378343378428
 短期借入金    142199199180180190
固定負債41414141424242424242
負債合計219248196187357469420385420470
純資産合計3,0483,1752,8532,6222,1992,5853,1463,1103,1182,859
株主資本合計3,0483,1752,8532,6222,1992,5853,1463,1103,1182,859
 資本金5,8566,0846,1326,1326,1338461,3031,3881,4711,471
 資本剰余金5,8466,0746,1226,1226,1232,4462,9032,9873,0713,071
 利益剰余金-8,682-9,008-9,421-9,655-10,080-736-1,088-1,294-1,455-1,703
 新株予約権28262022243028293019
負債純資産合計3,2673,4233,0492,8082,5563,0543,5663,4953,5373,329
[キャッシュ・フロー計算書]
営業活動によるキャッシュ・フロー-677-1,537-528-1,360-560
 税引前当期純損失-755-1,401-734-1,290-396
投資活動によるキャッシュ・フロー-26 3
 有価証券の取得  –  –  –   –  –
財務活動によるキャッシュ・フロー1,2481,3418941,944176
 株式の発行1,2491,345697 1,769166
現金及び現金同等物の増減額570-222366580-384
現金及び現金同等物の期首残高2,3282,3282,1052,1052,686
現金及び現金同等物の期末残高2,8992,1052,4722,6862,301
注) キャッシュ・フロー計算書については、2Qは 1Q〜2Qの累計、4Qについては 1Q〜4Qの累計の数値となっている。従って、期首残高も、それぞれ1Qの期首残高となる。
出所:同社資料より Omega Investment 作成