Japanese Home
Omega Investment株式会社

キッズウェル・バイオ (Company note – 1Q update)

株価(8/14)175 円予想配当利回り(24/3予)ー %
52週高値/安値388/173 円ROE(23/3)-51.4 %
1日出来高(3か月)179.8 千株営業利益率(23/3)-19.8 %
時価総額56 億円ベータ(5年間)1.06
企業価値68 億円発行済株式数 32.066 百万株
PER(24/3予)- 倍上場市場 東証グロース
PBR(23/3実)9.83 倍
本ページのPDF版はこちら
PDF Version

新体制始動。
BS事業拡大に約30億円のファイナンスを実施

サマリー

 キッズウェル・バイオ(以下、同社)は、8月7日、2024/3期1Q決算を発表(下表参照)。GBS–007を含むバイオシミラー(BS)製品の売上貢献が下期に集中していることにより、前年同期比で大きな減収となった。 研究開発費を中心とした販管費は予定通り計上しており、営業損失は拡大。但し、概ね通期予想に対しては、期初計画通り進んでいるとしている。

 また、同社は 6月6日に代表取締役社長及び役員等の異動を発表。2017年より代表取締役社長の職責を担ってきた谷匡治氏が退き、執行役員事業開発本部長を務めていた紅林伸也氏が、6月29日の株主総会の決議を経て代表取締役社長に就任した。今回の異動は、近年注力してきた乳歯歯髄幹細胞(SHED)を応用した細胞治療事業が進捗し、臨床段階が見えてきたタイミングでの新体制への移行、と同社では説明している。併せて組織変更を行い、開発本部長に取締役執行役員の川上雅之氏、研究本部長に執行役員の三谷泰之氏、製薬本部長に同坂部宗親氏が就任。それぞれ、SHED、第二世代SHED及び新薬開発、BS事業の責任の明確化と成長戦略の加速化を図る体制構築が進んだ。管理統括本部長には執行役員 栄靖雄氏が就いている。

 更に、同社は7月10日、BS事業の運転資金のためのファイナンスを公表。新株予約権の発行により約30億円の資金調達を実施する。原薬・製剤製造のための資金を確保し、中期経営計画の売上計画の遂行を目指す。投資家にとっては希薄化の負担が大きいが、同社ではBS4製品目の製造販売承認の取得も視野に、トップラインの積み上げを図る計画である。

◇株価の考察:BS4製品目、SHEDの臨床開発進捗に期待

 同社株価は、2022年5月以降調整が続き、ここ数ヶ月は200円を割る状況となっている。目先の収益に対する懸念とSHEDに関連する大きな投資が計画されていること、それに伴うエクイティファイナンスによる株主の負担増大などが嫌気されてきたものと考えられる。一方で、BS第4製品目の上市が年内に見込まれ、また第一世代SHEDにおいて一部で臨床準備段階に入る等の進展も見られている。今後これらの具体的なアナウンスが進めば、株価も好意的に反応するだろう。

2024/31Q決算実績:売上の端境期で大幅な減収に

 同社の2024/3期1Q決算は、売上高 45百万円、前年同期比 92.5%減少、営業利益は 455百万円の損失(前年同期は 37百万円の損失)、四半期純利益は 470百万円の損失(同、80百万円の損失)となった。

 同社では、2021年12月上市のBS第3製品目のGBS–007(ラニビズマブ)含めたBS事業が好調に推移しているものの、出荷のタイミングにより、上市済み製品の売上高への貢献は下期に集中するとのこと。創薬ベンチャーは、いわゆるファブレスが一般的で自社独自の製造設備を有するわけではなく、医薬品受託製造(CDMO)に原薬の製造を委託しており、同社も海外のCDMOより調達している。また、販売に関しては、提携先の製薬企業が担当しており、それぞれのタイミングにより収益のズレが生じた結果、1Qの売上計上は大きく減少したもようだ。但し、同社としては、今回の数値は予想の範囲内としており、通期の予算達成に向けては概ね計画通りとしている。

決算期 売上高
(百万円)
前期比
(%)
営業利益
(百万円)
前期比
(%)
経常利益
(百万円)
前期比
(%)
当期利益
(百万円)
前期比
(%)
EPS
(円)
2020/3 1,077 -1,161 -1,187 -7,316 -264.65
2021/3 996 -7.5 -969 -991 -1,001 -34.79
2022/3 1,569 62.3 -651 -968 -535 -17.86
2023/3* 2,776 76.9 -550 -624 -657 -20.77
2024/3 (会予) 3,500 26.1 -1,500 -1,550 -1,550 -48.34
2023/3 1Q* 610 -37 -80 -80 -2.57
2024/3 1Q 45 -92.5 -455 -470 -470 -14.68

* 2020/3期〜2022/3期は連結決算。2023/3期以降は単独ベース。

SHEDの開発パイプライン一覧

※1:同社開発ステージの定義;前臨床:治療に向けた製剤開発・予備毒性試験開始、研究:動物POC取得済み、探索:動物POC取得前。
※2:Global Data, Global Cancer Observatory等を基に同社作成。
※3:詳細非開示。
出所:同社資料

 利益面では、引続きSHEDに関連した研究開発費(312百万円、前年同期比 196.3%増)や、東京研究所の設立に伴う費用の発生等があり、販売管理費を500百万円(40.4%増)計上。その結果、営業利益は 455百万円の損失(前年同期は 37百万円の損失)、四半期純利益は470百万円の損失(前年同期は 80百万円の損失)となった。やはり売上の減少が、利益面でも大きく響いている。なお、銀行からの借入れに伴う支払利息(10百万円)を営業外費用に計上している。

 BS(貸借対照表)においては、現預金が前期末比 442百万円減少し625百万円に、売掛金は同 917百万円減少し170百万円となり、流動資産は2,847百万円(前期末は3,697百万円)となった。その結果、2023年3月末の資産合計は、3,044百万円と2023/3期末より 850百万円減少している。

細胞治療事業(再生医療):臨床研究の開始に向けた準備が進展

 同社の細胞治療事業のパイプラインの現状は上図を参照。

 第一世代SHEDにおいて、名古屋大学を始めとしたアカデミア等との協働が前進している。同社は、名古屋大学と共同で進めてきた脳性まひ治療に関する研究において、世界で初めてSHEDの投与による慢性期脳性麻痺モデルの運動障害の改善を確認。2023年内に、 脳性麻痺患児を対象とした臨床研究(SHEDを応用したファーストインヒューマン試験)が開始される見込みで 現在、投与開始に向けた準備が進められている。また、それ以外にも複数のパイプラインについて、前臨床段階まで進捗している。

 また、第二世代SHEDの開発状況は研究及び探索段階にあるが、引続き重要な課題として取り組んでいる。第二世代SHEDは、同社の今後の海外展開においてキーとなる位置付けにあり、今後一層注力していく考えである。

バイオシミラー事業:第4製品目が2023年中にも上市の見込み

 同社では、2012年11月に好中球減少症治療薬「フィルグラスチム BS(GBS–001)」の製造販売承認を共同開発先である富士製薬工業が取得。2019年9月には持続型赤血球造血刺激因子製剤「ダルベポエチンアルファバBS(GBS–011)」の製造販売承認を共同開発先の三和化学研究所と取得した。また、2021年9月には、眼科領域で初となるBS「ラニビズマブBS (GBS–007)」を千寿製薬と共同開発し製造承認を取得した。同社は、これらのBSの開発で実績を積むと共に、BS事業は計画通り収益面でも大きな貢献をしてきている。現在は、第4製品目が開発中であり、詳細は非公表ながら2023年中の上市を目指している。また、第5製品目以降も、開発活動を継続している。

BS事業のラインアップ

出所:同社資料

2024/3期通期業績予想:期初予想を据え置き

 同社では、前期決算発表時に、2024/3期の業績予想を売上高 35億円、営業損失 15億円、当期純損失 15.5億円と公表しているが、1Q終了時点では同予想からの変更はない。1Qの売上が大きく減少したことが気掛かりだが、好調な「ラニビズマブBS(GBS–007)」を始めとしたBSの売上高への貢献が下半期に掛けて集中すると見込んでいる。

SHEDの一層の進展を見据えて、新体制が発足

 同社は 6月6日に代表取締役社長及び役員等の異動を発表した。2017年より代表取締役社長の職責を担ってきた谷匡治氏が退き、執行役員事業開発本部長を務めていた紅林伸也氏が、6月29日の株主総会の決議を経て代表取締役社長に就任した。今回の異動は、近年注力してきたSHEDを応用した細胞治療事業が進捗し、臨床段階が見えてきたタイミングでの新体制への移行、と同社では説明している。紅林氏は、SHED事業の元となったセルテクノロジー社の取締役副社長から、同社によるセルテクノロジーの買収により同社に入社。2019年3月以降、同社執行役員事業開発本部長を担ってきた。今後、SHED事業が一層進展するに際し、最適な人選といえるだろう。また、紅林氏は金融分野での経験も豊富であり、投資家とのコミュニケーションにも積極的に対応することを表明、CEO職に加えて最高コミュニケーション責任者(CCO)も兼務する。同氏の意向を受け、同社では今後、投資家説明会等も積極的に開催する意向である。

 また、今回の人事異動に併せて組織変更を行い、開発本部長に取締役執行役員の川上雅之氏、研究本部長に執行役員の三谷泰之氏、製薬本部長に同、坂部宗親氏が就任。それぞれ、SHED事業、第二世代SHED及び新薬開発、BS事業の責任の明確化と成長戦略の加速化を図る体制構築が進んだ。また、管理統括本部長に執行役員 栄靖雄氏が就いている(次頁図参照)。

紅林伸也:代表取締役社長執行役員最高経営責任者(CEO)兼 最高コミュニケーション責任者(CCO)

生年月日: 1976年12月28日
学歴: マサチューセッツ工科大学理学部物理学科 修士課程修了
経歴: 2004年 4月 ゴールドマン・サックス証券入社
  2009年 8月 モルガン・スタンレー証券(現 三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社
  2014年10月 独立行政法人科学技術振興機構 入構
  2015年 9月 再生医療推進機構(現 セルテクノロジー)入社 執行役員 管理本部長
  2016年 6月 再生医療推進機構 取締役企画管理部長
  2016年 8月 セルテクノロジー 取締役経営企画管理部長
  2018年 1月 セルテクノロジー 取締役副社長 再生医療事業本部長兼事業部長
  2019年 3月 同社入社 執行役員 事業開発本部長
  2021年 3月 日本再生医療 取締役
  2023年 6月 同社 代表取締役社長 執行役員 最高経営責任者(CEO)
兼  最高コミュニケーション責任者(CCO)

新体制組織図

出所:同社資料より Omega Investment 作成

◇資金調達:BSの運転資金のためのエクイティファイナンスを発表

 同社は、7月10日、バイオシミラー事業の運転資金を確保するため、第三者割当による第18回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。前回の資金調達と同じく CVI Investments, Inc.を割当先として、新株予約権を発行。同新株予約権1個につき100株で、当該発行による潜在株式数は 15,000,000株。下限行使価額は119円、上限行使価格は無しとしている。行使請求期間は、2023年7月27日から2026年1月27日までで、調達資金の額は3,247.8百万円を予定している。

 運転資金ということで、デッドによる資金調達も考えられなくはないが、2023年6月末時点で、同社の長短借入金は13.5億円に達していることもあり、今回はエクイティファイナンスを選択したとのこと。株主への希薄化が大きく懸念されるが、紅林社長は、今後BSの売上貢献もあり、エクイティによる資金調達は一段落する、と説明している。

 一方、2022年5月公表の中期経営計画-KWB2.0-において、海外展開を含めた今後のSHED事業に 100億円以上の投資が必要と同社では公表していたが、今回の1Q決算説明において、100億円の内訳として、同社が負担するのは基礎研究から早期臨床開発までの 30〜50億円までであり、残りは開発パートナーによる主に臨床開発以降の投資で50億円以上を見込むと、具体的な数字の分担を明らかにした。投資家の間では、100億円の資金調達のための更なる希薄化が懸念事項であったが、今回の発表でその心配は幾分和らいだといえよう。

◇株価の考察:BS4製品目、SHEDの臨床開発進捗に期待

 同社株価は、2022年5月以降調整が続き、ここ数ヶ月は200円を割る状況が続いている。目先の収益に対する懸念とSHEDに関連する大きな投資が計画されていること、それに伴うエクイティファイナンスによる株主の負担増大などが嫌気されてきたものと考えられる。BS事業では当初予定したよりも早く薬価の低下が見込まれているが、同社ではGBS–007に引続き、BS第4製品目の上市を年内に予定している。更には、第5製品目以降についても、パートナー企業の選定を開始しているもようだ。また、第一世代SHEDにおいては、既述の通り名古屋大学と共同で進めてきた脳性まひ治療に関する研究が臨床研究段階に入る等の前向きな進展も見られている。一方、SHED事業への100億円の投資に関する懸念は、内訳公表により不透明感が払拭されたといえよう。今回の新体制発足で紅林社長の下、KWB2.0の着実な実行が進めば、株価にとってもポジティブな展開が期待できるだろう。

中期経営計画–KWB2.0– ロードマップ

出所:同社 2024年3月期 第1四半期 決算補足説明資料

キッズウェルバイオ(4584)株価動向(直近6ヵ年)

財務データ

  2021/3       2022/3       2023/3       2024/3
  1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
損益計算書                          
売上高 121 53 547 276 303 438 642 186 610 505 610 1,049 45
売上原価 5 35 46 34 122 154 183 91 292 128 233 597 0
売上総利益 116 19 500 242 182 283 460 94 318 377 377 453 45
販売費及び一般管理費 354 463 465 565 491 425 442 580 356 328 524 869 500
 研究開発費 138 265 198 363 297 236 237 380 105 146 327 637 312
営業利益(損失 -238 -445 36 -323 -309 -142 18 -486 -37 49 -146 -415 -455
営業外収益 0 1 1 1 2 0 0 1 0 2 0 1 2
営業外費用 7 5 4 8 6 8 15 7 43 13 5 17 17
経常利益(損失) -244 -450 33 -330 -314 -150 4 -493 -80 39 -151 -431 -470
特別利益             418 0
特別損失 0 1 8 0        
税引前当期純利益(損失) -244 -451 26 -331 -314 -148 421 -493 -80 39 -151 -462 -470
法人税等合計 1 0 0 1 0 1 52 -51 0 1 0 0 0
四半期純利益(損失 -245 -451 25 -330 -314 -149 369 -441 -80 38 -152 -462 470
                           
貸借対照表                          
流動資産 3,573 3,218 3,329 3,346 2,794 3,203 3,722 3,326 4,079 4,035 3,948 3,697 2,847
 現金同等物及び短期性有価証券 2,658 2,502 1,830 1,461 874 974 1,253 1,187 1,532 1,874 1,499 1,067 624
固定資産 379 393 340 588 728 656 178 177 225 224 224 197 197
 有形固定資産 2 2 2 3 3 2 2 2 1 1 1 1 1
 投資その他の資産 374 389 336 582 722 651 173 173 220 220 220 193 193
資産合計 3,952 3,611 3,670 3,934 3,522 3,859 3,901 3,503 4,304 4,259 4,173 3,894 3,044
流動負債 772 858 925 1,114 823 1,034 1,045 1,129 1,175 651 780 1,055 767
 短期借入金 25                        
 1年内返済予定の長期借入金               75 250 300 400 375 375
固定負債 1,384 1,287 1,231 1,209 1,051 826 718 656 1,485 1,908 1,704 1,605 1,508
 長期借入債務 1,340 1,240 1,200 1,100 900 700 700 625 1,450 1,875 2,275 1,575 1,475
  長期借入金 600 600 600 600 600 600 600 525 1,350 1,275 1,175 1,075 975
  転換社債 740 640 600 500 300 100 100 100 100     500 500
負債合計 2,156 2,145 2,156 2,324 1,873 1,860 1,763 1,785 2,661 2,560 2,485 2,661 2,275
純資産合計 1,796 1,466 1,514 1,610 1,648 1,999 2,138 1,719 1,643 1,699 1,688 1,233 768
株主資本合計 1,796 1,466 1,514 1,610 1,648 1,999 2,138 1,719 1,444 1,500 1,490 1,037 571
 資本金 842 892 912 1,032 1,150 1,420 1,420 1,421 1,424 1,433 1,504 1,509 1,511
 資本剰余金 10,147 10,197 10,217 10,338 10,456 10,725 10,726 10,727 10,730 10,739 10,810 10,815 10,817
 利益剰余金 -9,322 -9,773 -9,748 -10,079 -10,393 -10,542 -10,173 -10,614 -10,710 -10,672 -1,0824 -11,287 -11,757
 新株予約権 70 82 101 116 134 145 165 185 199 199 197 195 197
負債純資産合計 3,952 3,611 3,670 3,934 3,522 3,859 3,901 3,503 4,304 4,259 4,173 3.894 3,044
                           
[キャッシュ・フロー計算書]                          
営業活動によるキャッシュ・フロー   -104   -1,267   -857   -1,169   -709   -1,421  
 税引前当期純損失   -695   -999   -462   -533   -42      
投資活動によるキャッシュ・フロー   -5   -22     526   -23   -28  
 無形固定資産の取得による支出    -3   -3    –   -1        
 投資有価証券の取得による支出    –    –    –    –   -50   -50  
 投資有価証券の売却による収入    –    –    –   526      
財務活動によるキャッシュ・フロー   579   718   370   369   1,446   1,356  
 長期借入れによる収入                   970   970  
 転換社債型新株予約権付社債
 の発行による収入
  599    599    –    –   499   499  
 新株予約権の行使による株式
 の発行による収入
   –   138   370   369     34  
 新株予約権の発行による収入   4   4    –    –     1  
現金及び現金同等物の増減額   468   -571   -486   -273   713   -93  
現金及び現金同等物の期首残高   2,032   2,032   1,461   1,462   1,160   1,160  
現金及び現金同等物の四半期末残高   2,501   1,461   974   1,187   1,874   1,067  

注)  2022/3期までは連結ベース。2023/3期1Qより単独決算ベース。キャッシュ・フロー計算書については、2Qは 1Q〜2Qの累計、4Qについては 1Q〜4Qの累計の数値となっている。従って、期首残高も、それぞれ1Qの期首残高となる。
出所:同社資料より Omega Investment 作成

財務データ

 
2013/3
2014/3
2015/3
2016/3
2017/3
2018/3
2019/3
2020/3
2021/3
2022/3
2023/3
損益計算書
                     
売上高
60
301
321
1,160
1,089
1,059
1,021
1,077
996
1,569
2,776
売上原価
15
141
147
500
397
422
412
653
119
550
1,250
売上総利益
45
159
174
660
692
637
609
424
876
1,018
1,525
販売費及び一般管理費
403
671
998
1,480
1,876
1,550
1,414
1,585
1,846
1,937
2,076
 研究開発費
206
412
689
1,075
1,433
1,107
945
898
963
1,150
1,216
営業損失
-358
-512
-824
-820
-1,184
-913
-806
-1,161
-969
-919
-550
営業外収益
0
0
34
50
35
11
3
1
2
2
3
営業外費用
16
5
0
15
27
0
14
27
24
36
77
経常損失
-373
-516
-790
-785
-1,176
-903
-816
-1,187
-991
-952
-624
特別利益
 
 
 
 
 
0
7
5
 
418
特別損失
 
 
0
 
45
 
45
6,132
8
 
31
税引前当期純損失
-373
-517
-790
-785
-1,222
-902
-854
-7,314
-999
-533
-656
法人税等合計
3
2
1
1
2
1
1
2
1
1
1
当期純損失
-377
-519
-792
-787
-1,224
-904
-856
-7,316
-1,001
-535
-657
                       
[貸借対照表]
                     
流動資産
919
1,881
1,092
1,520
3,421
2,692
2,821
3,322
3,346
3,325
3,697
 現金及び預金
887
1,610
599
817
2,379
1,891
2,009
2,032
1,461
1,187
1,067
固定資産
3
4
54
173
284
332
329
269
587
177
197
 有形固定資産
1
0
0
2
1
1
1
1
3
1
1
 投資その他の資産
2
3
53
171
282
330
328
267
581
172
193
資産合計
922
1,886
1,146
1,694
3,706
3,025
3,151
3,592
3,933
3,503
3,894
流動負債
24
50
92
1,279
189
404
400
880
1,114
1,128
1,055
 短期借入金
 
 
 
810
 
 
 
25
 
75
375
固定負債
9
783
783
11
16
16
19
1,223
1,209
656
1,605
負債合計
34
833
876
1,290
205
421
420
2,104
2,323
1,784
2,661
純資産合計
888
1,052
270
403
3,500
2,604
2,731
1,487
1,610
1,718
1,233
株主資本合計
888
1,031
249
383
3,472
2,568
2,695
1,451
1,291
1,533
1,037
 資本金
1,239
1,571
1,576
2,037
4,194
100
591
611
1,032
1,421
1,509
 資本剰余金
1,143
1,474
1,479
1,940
4,097
3,372
3,864
9,917
10,337
10,726
10,815
 利益剰余金
-1,495
-2,014
-2,806
-3,594
-4,818
-904
-1,760
-9,077
-10,078
-10,613
-11,287
評価・換算差額
 
 
 
-0
3
2
1
-21
202
   
新株予約権
 
21
21
21
23
32
34
57
116
184
195
負債純資産合計
922
1,886
1,146
1,694
3,706
3,025
3,151
3,592
3,933
3,503
3,894
                       
[キャッシュ・フロー計算書]
                     
営業活動によるキャッシュ・フロー
-304
-729
-970
-607
-1,759
-438
-860
-1,325
-1,267
-1,169
-1,421
 税引前当期純損失
-373
-517
-790
-785
-1,222
-902
-854
-7,314
-999
-533
-656
投資活動によるキャッシュ・フロー
-0
-1
-49
-121
-149
-50
-0
-137
-22
526
-28
 有価証券の取得
 
 
-49
-116
-149
 
 
-100
 
 
-50
財務活動によるキャッシュ・フロー
907
1,454
9
946
3,471
 
978
1,221
718
369
1,356
 株式の発行
917
234
9
486
3,932
 
973
40
138
369
34
現金及び現金同等物の増減額
601
722
-1,010
217
1,562
-488
118
-240
-571
-273
-93
現金及び現金同等物の期首残高
285
887
1,610
599
817
2,379
1,891
2,009
2,032
1,461
1,160
現金及び現金同等物の期末残高
887
1,610
599
817
2,379
1,891
2,009
2,032
1,461
1,187
1,067
フリーキャッシュフロー
-305
-732
-1,021
-729
-1,909
-488
-860
-1,462
-1,289
-643
-1,450

注)  2022/3期までは連結ベース。2023/3期より単独決算ベース。
出所:同社資料より Omega Investment 作成